【喫茶】名古屋市昭和区 愛

名古屋市

昭和区御器所は実に名古屋らしいところだ。名古屋らしさとは何かと聞かれると困るが、とにかく名古屋っぽい気がするのだ。当然御器所にも喫茶店がある。

この一帯の喫茶店でもひときわ名古屋らしい店がこの「愛」さんだ。自己主張するマットも、出迎えてくれる狸の家族さえも名古屋らしい。もっとも、信楽は愛知県ではないが。

何より珈琲がボンタインだ。これ以上名古屋っぽいメーカーはないだろう。東京にもボンタインの豆を使う喫茶店はあるだろうか?

店内も実に名古屋らしい。良い具合に使い込まれたソファ、店の人が私的に使用する席があり、新聞はもちろん中日スポーツ。

半世紀以上も続いている古い店だという。営業時間は朝五時半から夕方五時まで。朝は早いが夜も早いのも実に名古屋らしい。名古屋の喫茶店は他の地域以上に地域のお年寄りの社交場として機能しているのだ。

メニューは少ないように見えて案外に多いのに注目されたし。ご飯ものが充実しているのも名古屋らしい。ちゃんと小倉トーストもある。私が頼んだのは珈琲とハムサンドだった。

マッチはもうないそうだが、代わりにこんな逸品を下さった。中身はほとんど残っていないが、テーブルに備えてあった大型マッチだ。信用金庫なのが心憎い。名古屋銀行よりある意味ずっと名古屋らしい気がする。それにこの手のマッチは入手が困難だ。

このお店で注目すべきはこのプレート。日付も表示してくれるのが心憎いではないか。このサービス精神もまた名古屋らしい。突き詰めるなら、私の考える名古屋らしさとは居心地の良さなのかもしれない。

喫茶 愛
営業時間:5:30~17:00
第二、第四木曜日定休
(2019年2月訪問)

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